PTAって必要なの?
PTAって必要なの?
と質問されたら、どう答えたらいいのでしょうか?
- 学校のお手伝いだから必要
- 昔からあるから必要
- 親の交流のために必要
- つべこべ言わずにやってみれば価値が分かるよ
これでは納得しない保護者も多いと思います。
必要かどうかを考えるために、まず子供の教育環境を考えてみることにします。
子供に影響を与えるのは
- 保護者
(子育て力、協力関係など / 親同士のいじめ、モンスターペアレント) - 先生
(教育力、統率力、教員同士の連携など) - 友達
(仲良し、思いやり / いじめ) - 地域の人たち
(見守り、応援 / クレーム、不審者) - 社会環境
(良質なテレビ番組、行政の子育て支援…)
などでしょうか。「良い保護者」、「良い先生」、「良い友達」に恵まれたらいいですが、「悪い先生」、「悪い友達」、「悪いメディア」などの影響は受けて欲しくないと思っています。
我が子の教育環境を良くするためには、これら全てを「良い ○○」にすればいいわけです。
でも...
これら全てを一人で取り組むのは到底無理です。だから協力し合うことが大切になります。
ということで、私は、
これらを「良い ○○」にする活動が出来ているPTAならば必要
これらを悪い方向に進めているPTAならば不要
と考えています。
PTA全部を良い/悪いで判断するのは少々乱暴ですから、実際は個々の活動毎に良い悪いを判断することになります。
良い活動は伸ばし、悪い活動は見直すか廃止することが大切です。
ここでもう一つ考える事があります。
「良い活動」に分類されても実施すべきとは限りません。活動には必ず負担が生じます。「負担と効果」を天秤にかけたとき、
- 負担に見合う、またはそれ以上の効果が期待できる活動
- 効果より負担の方が多い活動
があります。前者は継続し、後者は効率化を検討し、改善が難しければ断念することになります。
「子供たちのためだから」という正義を振りかざして無理矢理仕事をさせるPTAもありますが、私は良くないと思っています。