保護者と教職員の関係
保護者と教職員の関係については大きく分けて2通りの考え方があります。
- 疑いの目で見て、監視し合う関係
- 信じて助け合う関係
どちらが良いでしょうか。
私は後者の「信じて助け合う関係」だと考えています。
監視し合う関係だと
お互いに相手から責められないようにと「自己防衛」が意識の中心になりがちです。その結果、前例の無いことはしない、責任を曖昧にするようになります。
時には「攻撃は最大の防御なり」と、自分が攻撃される前に相手を攻撃する、非難するなどの行動に出ることもあります。子供のことは後回しです。
信じて助け合う関係だと
失敗を恐れず、新しい挑戦や工夫が出来るようになります。もし失敗しても助けてくれるという安心感はとても大切です。
そうなれば、環境の変化に合わせて活動や体制を工夫したり、子供たちのことを最優先で取り組むことが出来るようになります。
ですから、信じて助け合う関係が重要です。互いの失敗を責めるのでは無く、助け合う。そういう信頼関係を築いた土台の上で、お互いに高め合うための助言などを行うという関係が良いと考えています。
その文化を創るのが本部役員であり、その中心がPTA会長です。PTA会長の一番大切な役割がこの雰囲気作りだと僕は思っています。